生で食べられる馬肉、焼いた馬肉、それぞれの良いところ
こんにちは!馬肉専門店馬活です!
もうご存じの方も多いでしょう、なんと馬活、小倉南区に馬肉焼肉店をオープンしております!
そしてなんと、八幡西区にも新たな馬焼肉食べ放題のお店をオープン予定です。
馬肉の焼肉、と聞いて聞き馴染みがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。お店のご案内をする際にも、馬って焼いても美味しいの?というお客様も多数いらっしゃいます。
馬肉は焼いてもとても美味しいんです…。
焼いてもまた一層美味しさを感じられる馬肉。では、生で食べる馬刺しとしての馬肉と、焼くことでまた違った味わいを持つ馬肉の魅力を、ご説明いたしましょう!
まず、皆様が馬活にて購入した馬肉をスライスし、馬刺しとして食べる方が多くいらっしゃると思います。馬刺しとして生で食べると、加熱処理をしないことで栄養価をそのままで摂取できるという利点があります。
まず、馬肉は馬刺しにして生で食べる事でビタミンが多く取れます。馬肉にはビタミンB群やビタミンCが含まれていますが、特に生で食べることでこれらのビタミンの損失が少なくなるそうです。ビタミンB12やビタミンEも生で食べる方が多く摂取できます。
生の馬肉には自然の酵素が含まれており、消化を助ける効果があります。加熱するとこれらの酵素が失われてしまうこともあるとのこと…。
そして生の馬肉には高品質のタンパク質が含まれており、加熱による変性がないため、消化吸収が良いとされています。
馬肉を焼肉などにして、焼いて食べる場合は、加熱処理をするため栄養の変化が多少なりとも起こってしまう様です。ビタミンなどは熱に弱く、加熱することで溶けだしてしまう事も。馬刺しに多く含まれているビタミンB12は比較的加熱には強い方ですが、長時間高温で焼くと溶けだしてしまう事があるようです。
馬刺しとして食べる方がビタミンの摂取に最適ですが、ミネラルはどうでしょう。馬肉にも多く含まれる鉄分や亜鉛などのミネラルは加熱による損失が少ないため、焼いた後でも十分に摂取できます。
加熱によってタンパク質が変性し消化酵素による分解が早くなるそうです、これにより消化が促進され栄養素の吸収が早くなる面もあります。ただし、一部のアミノ酸が変性することもあります。低温でじっくり加熱することで、タンパク質の変性を最小限に抑え、ジューシーで柔らかい食感を保つことができます。
勿論、加熱することが悪いばかりではありません!良い事もたくさんあります!
焼くことで脂肪が溶け出し、カロリーが若干減少します。特に脂肪が少ない部位では大きな変化はありませんが、適度に脂肪を含む部位では大きく影響します。馬肉を焼くと、肉に含まれる脂肪が溶け出します。特にグリルやフライパンで焼くと、脂肪が肉から流れ出るため、脂肪分が減少します。
この脂肪の減少により、焼いた後の馬肉のカロリーも若干減少するそうです!
霜降りのお肉の甘みを馬刺しとして食べて頂くことも嬉しいですが、やはり脂は胃に来るのがつきもの…そんな時は少し焼いてみると、とても食べやすくなります。
栄養の変化もですが、食感にも変化が見られます。
生の馬肉は非常に柔らかく、とろけるような食感が楽しめます。特に脂肪が少なく、筋繊維が細かい部位(例えばヒレやロース)はその柔らかさが際立ちます。そして生の状態では肉汁がそのまま残っているため、ジューシーでみずみずしい食感が特徴です。
生の馬肉はそのままの風味を味わうことができ、特有の甘みや旨味をダイレクトに感じることができます。
馬肉を焼いた場合、加熱によりタンパク質が変性し、肉の繊維が収縮するため、弾力が増します。焼きすぎると硬くなることがありますので、適度な加熱が重要です。そして、焼くことで香ばしさが加わり、風味が豊かになります。特に表面がカリッと焼けた部分は香ばしい風味が楽しめます。
そして、焼き方によっては、内部に肉汁を閉じ込めることができます。ミディアムレアやレアの状態で焼くことで、内部のジューシーさを保つことができます。
まとめてみましたが、馬肉の栄養を重視する方は馬刺しとして、食感や味の変化を楽しみたい方は焼肉やステーキなどにして食べるといいかもしれません。どんな食物にも、加熱する事での栄養の変化は起こり得ます。しかし、美味しいものを美味しく食べる事で、心の栄養にはなる、と思っているので、馬肉好きの皆様に楽しく、そして美味しく馬活の馬肉を食べて欲しいと、考えています。
お肉の部位によって焼き加減や焼いた後の食感、味わいが変わっていく楽しみもあります。赤身であればさっぱりとした味わいなので、タレを付けて食べてみるのも美味しいでしょう。霜降りのお肉であれば、軽く塩コショウを振るだけでお肉の甘みと、溶けだした脂によって頬も落ちそうになる程のジューシーな味になります。
カレーなどの煮込み料理にする際には、少し脂の乗った霜降りの部位を使っても、加熱によって溶けだした脂が旨味として風味を際立たせてくれるかもしれません。
もちろん、生で食べられる馬刺しなので、馬刺しとして食べて欲しい気持ちはとてもありますが、先日ご来店頂いたお客様から「妊婦さんは馬肉をどう食べたらいいか」というご質問をいただきました。
体質の変化している妊娠中の方は、できる限り生で馬刺しを食べて頂くのは控えた方が良いということで、馬肉のアレンジ料理を考えてみました。上記のように焼肉として食すことももちろん、美味しさを感じつつ馬肉を食べる事ができるよう、加熱する料理です。
スライスした馬肉をフライパンで焼くだけでもとても美味しい馬肉ですが、ひと手間加える事で更に美味しく、楽しくご家庭で楽しめる料理に大変身します。
生肉が苦手な方、免疫力の関係で生肉が食べられない方にも、安心して食べられるご家庭でできる、馬肉料理のレシピを紹介します!
馬肉は低脂肪で高たんぱく質な食材なので、適切に調理すれば栄養価の高い料理が楽しめます。
妊婦さんだけでなく、お子様がいるご家庭にもおすすめのアレンジ料理になります。ぜひお試しください!
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●馬肉のカレー
・材料
馬肉(シチュー用カット)400g
玉ねぎ 2個
にんじん 2本
じゃがいも 2個
ニンニク 2片
生姜 1片
カレールー 1箱(市販のもの)
水 800ml
サラダ油 大さじ2
塩、胡椒 適量
ご飯 適量
●作り方
・準備
馬肉に塩と胡椒で下味をつける。
玉ねぎはみじん切り、にんじんとじゃがいもは一口大に切る。
ニンニクと生姜はみじん切りにする。
・炒める
大きな鍋にサラダ油を熱し、中火でニンニクと生姜を香りが立つまで炒める。
馬肉を加え、表面が焼き色がつくまで炒める。
・野菜を加える
玉ねぎを加えて透き通るまで炒める。
にんじんとじゃがいもを加え、さらに数分炒める。
・煮る
水を加え、沸騰させる。
アクを取り除き、中火で約20分間煮込む。野菜が柔らかくなるまで煮る。
・ルーを加える
火を弱め、市販のカレールーを加えて溶かす。
再び中火にして、時々かき混ぜながら10分間煮込む。
・仕上げ
最後に塩と胡椒で味を調整する。
ご飯と一緒に盛り付けて完成。
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そして上記のカレーですが、馬肉だけではなく当店取り扱いのスジなどを入れてもとても美味しくなります!その場合は圧力鍋で少し煮込む時間が必要になりますが、馬スジカレーとして、特徴的な食感のスジ肉が入ったカレーが出来上がります。ニンニク・生姜を入れずに馬肉シチューとして作っても美味しそうなレシピです!
煮込むより焼く派!という方には此方もどうでしょう?
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●馬肉と野菜の炒め物
・材料
馬肉(薄切り)300g
玉ねぎ 1個
ピーマン 2個
にんじん 1本
ブロッコリー 1/2株
サラダ油 大さじ2
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ1
生姜(すりおろし)1片分
にんにく(すりおろし)1片分
塩、胡椒 適量
●作り方
・準備
馬肉は薄切りにし、塩と胡椒で軽く下味をつける。
玉ねぎは薄切り、ピーマンは細切り、にんじんは短冊切り、ブロッコリーは小房に分けておく。
・ソースを作る
小さなボウルに、醤油、みりん、砂糖、生姜、にんにくを混ぜ合わせておく。
・野菜を炒める
フライパンにサラダ油を熱し、中火で玉ねぎ、にんじん、ブロッコリーを炒める。少し柔らかくなるまで3-4分ほど炒める。
・肉を炒める
フライパンに馬肉を加え、色が変わるまで炒める。
・仕上げ
ピーマンを加え、さらに2分ほど炒める。
先に作ったソースを加え、全体に絡めるように炒める。
・味を整える
塩と胡椒で味を調整し、全体が均等に混ざったら火を止める。
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馬肉は料理のお供としてもとても有能なお肉です。煮る、炒めるなど、馬刺しでは味わえない違った味わい方もできる素晴らしいお肉です。野菜やご飯との相性も良く、晩御飯のおかずにも最適です。
上記の野菜炒めは色どりも豊かに野菜を使っていますが、玉ねぎやキャベツをざく切りにし、馬肉と塩コショウで炒め、馬刺しのタレとニンニクで味を調えるだけでも、馬肉の旨味があふれ出て野菜に絡んで充分美味しい一品に大変身!にんにくの芽などで炒めても美味しい!
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●お肉の旨味!馬肉丼
・材料
馬肉(薄切り)300g
サラダ油 大さじ1
醤油 大さじ3
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ1
酒 大さじ2
生姜(すりおろし)1片分
ご飯 2杯分
白ごま 適量(お好みで)
青ネギ(刻んだもの)適量(お好みで)
●作り方
・準備
馬肉を薄切りにし、塩と胡椒で軽く下味をつける。
・タレを作る
小さなボウルに、醤油、みりん、砂糖、酒、生姜を混ぜ合わせておく。
・肉を炒める
フライパンにサラダ油を熱し、中火で馬肉を色が変わるまで炒める。
・タレを加える
先に作ったタレをフライパンに加え、全体に絡めるように炒める。数分間煮詰めて味をなじませる。
・仕上げ
ご飯を丼に盛り、炒めた馬肉をのせる。
お好みで白ごまや刻んだ青ネギを散らして完成。
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生卵が食べられる方であれば、卵黄を落としてもいいかもしれません。
また、玉ねぎも一緒に炒めて卵でとじる他人丼にしても美味しい!この時に使う醤油を馬活で販売している馬刺しのタレに変えても甘めの味になり、ご飯との相性もばっちりです!
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アレンジレシピもご紹介しましたが、馬肉は生でも焼いても食べられる、とてもバリエーションの広いお肉ということは伝わったでしょうか?それぞれの食べ方の良いところをご紹介できたかと思います。
馬刺しとして生で食べる事で栄養素はそのまま摂取でき、加熱せずに食べられる馬肉の魅力を最大限に引き出せます。
加熱する事で、他のお肉とは違う味わい深いジューシーな馬肉を感じられ、ワンランク上の馬肉の魅力を知ることができます。
どちらの食べ方にもそれぞれの魅力があり、適切な調理方法を選ぶことで馬肉の美味しさと栄養を最大限に楽しむことができます。生で食べる際には馬活で新鮮な馬肉を選んで頂き、焼いて食べる際には風味と食感を楽しんでください!
馬肉の多様な楽しみ方を知り、自分に合った方法でその魅力を堪能して頂けるよう、馬活スタッフは、これからもお客様に馬肉の楽しみ方をお伝えしていきます。そして、美味しい馬肉料理を楽しむことで、食卓がより豊かになるお手伝いをいたします!
そして、馬の焼肉が気になった方は、間もなくオープン致します八幡西区の馬焼肉食べ放題のお店へお越しくださいませ!オープン情報などはお知らせいたしますので、もうしばらくお待ちください!
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